1−圧縮、解凍について   トップページ


圧縮、解凍とは、

圧縮とは、

ファイルのデーター量(データーサイズ)を小さくすることを圧縮と呼びます。ファイルは1つだけを圧縮する事も出来ますし、複数のファイルを1つにまとめて圧縮もできます。圧縮をするためには、専用のソフトを使って行います。圧縮の方法はいくつかありますが、代表的な形式は、LHA(エルエイチエー)形式、ZIP(ジップ)形式などが、あげられます。圧縮するソフトによって形式が違ってきます。圧縮の利点は、インターネットやパソコン通信などでファイルを配布したり、電子メールに添付してファイルとを送信したりする場合です。サイズの大きいファイルをネットワーク経由でやり取りしようとすると時間がかかるため、ファイルを圧縮し、サイズを小さくして、送受信にかかる時間を短くしようというわけです。このようなファイル単位のほかに、ハードディスクやフロッピーを圧縮するためのソフトウェアもあります。ハードディスクやフロッピーを圧縮すると、そのディスクを実際の容量以上、利用することができます。Windows95/98には、ドライブを圧縮するためのソフトとしてドライブスペース3が付属しています。

解凍とは、

圧縮されたファイルのデーターは、そのままでは利用することが出来ません。圧縮したファイルを元に戻し、データーを使える状態にすることを解凍と呼びます。圧縮と解凍は1つのセットです。圧縮の形式と合わせて(同じ形式)解凍をしなければファイルは元に戻りません。LHA形式で圧縮されたファイルには、「lzh」という拡張子が付き、ZIP形式の場合には、「zip」という拡張子が付いています。拡張子をみて、その形式に対応したソフトウェアを使って解凍するという操作をすることになります。ファイル圧縮形式には、解凍ソフトがなくても解凍ができるようになっている自己解凍形式と呼ばれるものがあります。この形式の圧縮形式ファイルには、解凍のためのプログラムが組み込まれているので、解凍ソフトがインストールされていないコンピューターでもファイルを解凍できるという利点があります。この形式はパソコン初心者に添付ファイルを送るときに重宝です。

アーカイバとは、

「アーカイバ」とは、複数のファイルを1つにまとめたり、1つにまとめてあるファイルを元に戻したりするために使うソフトウェアのことです。「アーカイバ」の元の意味には、圧縮、解凍は含まれていませんが、多くのアーカイバは、ファイルをまとめるときにファイルを圧縮し、まとめたファイルを元に戻すときに解凍をする機能を持っています。そのため、「アーカイバ」という言葉が「圧縮・解凍ソフト」と同じ意味で使われることが多くなっています。