2−メールの中身情報の見方
細かいメールの情報をみるには、詳細が知りたいメールを開き、メールのメインツールバーの「ファイル」をクリックし、プルダウンメニューが現れて、その中のプロバティを左クリック。(図1参照)プロバティを開いたら「詳細」タブをクリックしメールヘッダーの中身を見ることができる。
図1
詳細の見方
From:=送信者の名前
Date:=メールの作成日時。
Received:=そのメールが届くまでに経由してきたサーバーと時刻がけい羅列されている。迷惑メールの発信元などを調べるようなときに役に立つ。
Message-ID:=サーバーの中でそのメールを識別するための、固有の番号が書かれている。
Content-Type:=文字コードやメールの形式。”text/plain”と書かれていたらテキスト形式のメールということ。”iso-2022-JP”というのは漢字コードが “JIS” ということ。ここに “text/plain” と “ISO-2022-JP” 。この組み合わせが日本語電子メールの標準。
X-Priority:=メールの重要度。送信者がメールソフトを使って付けられる。1がもっとも重要度が高く、5がもっとも低い。
To:=メールの宛先。普通は自分。
Subject:=メールのタイトル。件名。
In-Reply-To:=返信元のメールのMessage IDが書かれている。
MIME-Version:=本来日本語を通さないメールシステムで、日本語を表示させるためには変換作業(エンコード)を行う必要がある。そのバージョン番号が書かれている。
Content-Transfer-Encoding:=文書のエンコード方法が書かれている。普通は7bitになっている。ここが8bitだったら文字化けの可能性がおおきい。
X-MSMail-Priority:=マイクロソフト製のメールソフトにのみ付けらる重要度。3段階になっている。
X-Mailer:=送信者が使っているメールソフトと、そのバージョンが書かれている。メールが文字化けするときは、これで相手のメールソフトを確認して問題解決の道を探そう。