5−ファイルに関する基本(1)


ファイルとは?

ファイルとはデータの入れ物のことです。パソコンで扱うすべてのデータ(文字、数値、音、画像、動画、プログラム、etc)は、「ファイル」という入れ物に入って、ハードディスクなどに、保存されています。パソコンがデータを管理するための最小の単位がファイルであり、ファイルより小さいものはありません。したがって、「パソコンが管理できるデータの最小単位がファイルである。」ということです。

ファイルは、大きく分けて2種類に分かれます。「データファイル」と「プログラムファイル」です。

 

フォルダとは?

「ファイルを整理して、しまうもの」がフォルダです。「フォルダの中にフォルダを作って、そのまた中にフォルダを・・・」というように、“入れ子”状態でファイルを管理していきます。この“入れ子”状態のことを「階層」といいます。階層を作っているのが「フォルダ」なのです。

 

フォルダ表示とエクスプローラ

Windowsは2つの方法で、ファイルやフォルダを表示することができます。

フォルダ表示

深い階層を表示するためには、どんどんダブルクリックを繰り返していきます。「マイコンピューター」をダブルクリックすると、Cドライブアイコンが見え、Cドライブアイコンをダブルクリックすると、その中に入っているフォルダが見え、そのフォルダをダブルクリックすると、もっと中に入っているフォルダが見える・・・これを繰り返していくことで、深い階層を表示することができます。この表示方法を「フォルダ表示」といいます。(下図参照)

エクスプローラの階層表示

Windowsのファイル管理プログラムである「エクスプローラ」を使うと、ハードディスクの中の階層がどうなっているのかが一目でわかるように表示されます。

エクスプローラは「今、あなたのハードディスクの中身はこうなっています。」ということを視覚的に見せてくれるプログラムなのです。下図の表示方法がエクスプローラ表示です。