山田英司プロフィール
「格闘ストリーミングマガジンBUDO-RA」編集長。「格闘伝説BUDO-RA」編集長。
早大「中国拳法同好会」初代主将。高校時代より中国拳法を学び、台湾、中国などの師につき、八極拳、螳螂拳、太極拳(陳式、楊式)、翻子拳、通劈拳、少林拳、形意拳、劈掛掌、各種武器などを学ぶ。自ら新空手やムエタイに挑み、戦う編集長として知られる。実戦だけでなく、その格闘理論には定評があり、初めて中国拳法の上達理論を確立する。
 2001年1月号 山田英司編集長 編集後記  
 
 一年以上前、版元の出版社がつぶれ、編集部が大ピンチ!という時期があった。「君んとこ大変そうだから何か書いてやろうか?」と声をかけてくれたのが真樹先生。その時は忙しい真樹先生からうちのような小さな会社のために書いてくれるはずがない、社交辞令だと思って「10月に原稿が上がれば、今年中に出せるので、ぜひ…」などと調子良く頼んでいた。
 それから約半年。10月のある日、真樹先生から「約束の原稿、上がったぞ」との電話があった。なんと、真樹先生は半年前の約束を覚えていてくれて、多忙の中、本当に原稿をしめ切りまでに間に合わせてくれたのだ。その書きおろし新作は、原稿料に換算したらン千万円。それをポンと手渡してくれたのだ。「俺が協力できるのは、これぐらいだから」との言葉に、編集部一同言葉につまる思いだった。劇画の世界だけでなく、本当にこんな人間がいたのか…。
 その熱い思いで一気に制作したのが、真樹先生著の「すてごろ懺悔」
フル・コムが発行元となる書籍第一弾。やさしさと強さを合わせ持つ男の偽りのない生きざまは圧倒的な共感と感動を呼ぶはずだ。
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 2001年2月号 山田英司編集長 編集後記  
 
 
 20世紀とは考えて見れば格闘技の全盛時代かもしれません。それも今日はかつてないほどの平和な時代からかも。
 気がつけば、私もこの格闘技業界で20年。そのせいか、最近は雑誌やインターネットでニセ山田が横行しているそうです。私の名前で本誌への質問に答えたり、コメントしたりしてるそうですが、自慢じゃないが、本当の私はパソコンの電源の入れ方もわからない。
 でも、そのニセ山田さん、本当に事情通で、文章を読むと「コレ俺じゃないの?」と自分で思うくらい。でも、“サイバーフル・コム”以外の山田は全部ニセ物ですから年のため。
 また、私がもといた会社からも私の書いた文章や、記事をしばしば再録され出版されています。時には、私の名前を消して私の論文を掲載したりもしていますが、これはもう出版社の良心とプライドの問題ですね。悪質なニセ山田の横行は困りますが、それらは全て20世紀の過去として許しましょう。本物の山田理論や山田イズムが流れているのは本誌だけ。21世紀、山田イズムはさらに加速していきますので、皆さんもしっかりついてきて下さいね。
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山田英司編集長 編集後記一覧
 
   
 
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